いすきですのブログ

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5月21日の詩 命のジオラマ1

今日は命のジオラマってテーマで絶対に最高の詩を書くぜ!と思ったのですが、馬鹿みてえに肩に力が入ってしまった結果、最低の詩に向かって爆進してしまいました。

これ以上行くと、本当に僕の中で命のジオラマは最悪の地獄に落ちるな、と思い、今日は適当なところで終わりにしようと思います。肩に力が入り過ぎちゃったので寝てリセットするみたいな感じです。

そういうわけで「命のジオラマ」、明日こそはちゃんと良いのを書こうと思いますので、何卒よろしくお願いします。今日のやつは、詩が台無しにならないうちに打ち切りということにします。(こういう詩を打ち切り詩と名付けようかな、と思います。僕は打ち切り詩をたくさん書いてしまいそうだから)

 

 

命のジオラマへ行った

命のジオラマは展覧会

命のジオラマはものの例えに過ぎないが

それがなにかは誰にも知らされない

命のジオラマは白い文字

透明なコップに入れた水

世界を仕切る窓そのもの

または、あなたの眠り

 

ああ、命のジオラマ

私のために歌いなさい

入ってすぐの演出は

光が照らす白い壁、誰かの声

このあとに、けれども曲は流れない

また歌もない

暗転し、無音があなたの先を促す

光の見える奥の方へと

暗い道をどこまでも

 

そしてはじまる命のジオラマ

息絶える間近の優しい山羊が

小さな声で明日を呪い

禊の雨が彼を赦す

無限に続く月の周遊

白紙に白い文字で書かれた

震えたような「命のジオラマ

短く早い誰かの叫び

冷たい空気と止まった時計

頭上の空と向こうの宇宙

風が侵して稜線が

生き物のようにうごめいてゆけば

これが命のジオラマ

これが命のジオラマ

これが命のジオラマ

これが命のジオラマ

これが命のジオラマ