2019-03-30 履歴 生まれのことはわかりません。たぶん、火星と木星との間にある小惑星帯から来たか、それとも地球から打ち上げられた人工衛星の破片だったかもしれませんともかくその星は緑の光になって少し先の山の中へと消えてゆきました同時に僕の目に焼き付いてその星は詩になりました これは「履歴」というお題で書いた詩です。流れ星ではなく、隕石、または火球の詩です。小さく儚い光がすっと消えていったので、たぶんあれは火球だったのだと思います。