6月13日の詩 ループ
隙を見つけて頭はひとりでに動きはじめる。
僕はそれをただ傍観する。
欲しがるものを与えてやらねばならないからだ。
繰り返される破滅的なシナリオの、
枝葉の果てまで追いかけて、
行き先は全て地獄と決められていることを悟る。
でも本当は、
僕はそれを知っているのだ。
なのに彼はまだ思い続ける。
隙ひとつない枝葉の果てまで。
隙を見つけて頭はひとりでに動きはじめる。
僕はそれをただ傍観する。
欲しがるものを与えてやらねばならないからだ。
繰り返される破滅的なシナリオの、
枝葉の果てまで追いかけて、
行き先は全て地獄と決められていることを悟る。
でも本当は、
僕はそれを知っているのだ。
なのに彼はまだ思い続ける。
隙ひとつない枝葉の果てまで。