ぼくの声が、むかし話したぼくの声が、 とんでもないほど広いところに広くて暗いところに立っているこのぼくの声が、 どこまでもどこまでも広がって広がって反響して頭のなかをいっぱいにしてしまう。 これも雑踏の詩です。好きなので、2つ作ってしまいまし…
雑踏が好きなので街を歩くときイヤホンはしません。遠くを走る車のタイヤが路面と擦れる高い音、近くを走る車が鳴らすちょっと低めのエンジン音、工事の音、先生の声、先に帰る下級生の声は、学校の外の世界の広がりを感じさせ、空気が見えるような感じがし…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。