6月29日の詩 恋と目線
物言う目線が教室中にしっとり静かに張り巡らされる。それに気づかぬふりをするけど、いつまでもつか分からない。誰が誰を見てるだろう? 終盤に向けて走り始めるチェスのように遠慮のないまま駆け巡り、音をたてずにぶつかる目。独り言はチェックと同じ重さを持つ。これの全ては、君のせいだ。
物言う目線が教室中にしっとり静かに張り巡らされる。それに気づかぬふりをするけど、いつまでもつか分からない。誰が誰を見てるだろう? 終盤に向けて走り始めるチェスのように遠慮のないまま駆け巡り、音をたてずにぶつかる目。独り言はチェックと同じ重さを持つ。これの全ては、君のせいだ。