7月3日の詩 ふうせん
手を離れた風船が
空に逆さまに落ちていく
はずみをつけて
風に吹かれて
くるくる回ってどこへ行く?
かなとこ雲に頭をぶつけ
目には見えない波に乗って
世界を遥かに見下ろせば
青空の果てに滞る
あの風船はあの日の風船
そこからならば見えるだろうか?
手を離して悔しがる
小さな私の泣き顔が
*
光を追いかけてもし追い越すことができたならまだ昔の僕を空の彼方から見てみたいと思うものです。
手を離れた風船が
空に逆さまに落ちていく
はずみをつけて
風に吹かれて
くるくる回ってどこへ行く?
かなとこ雲に頭をぶつけ
目には見えない波に乗って
世界を遥かに見下ろせば
青空の果てに滞る
あの風船はあの日の風船
そこからならば見えるだろうか?
手を離して悔しがる
小さな私の泣き顔が
*
光を追いかけてもし追い越すことができたならまだ昔の僕を空の彼方から見てみたいと思うものです。