これまでのこと
おはようございます・こんにちは・こんばんは。
愛する読者の皆様、いつもわたくしいすきですの詩をご覧いただき、ありがとうございます。見ての通りとは思うのですが、約一ヶ月間、ブログの方の更新がおざなりになってしまっていました。
いろいろあったのですが、とはいえ実は、その間もTwitterはめちゃめちゃ元気に更新していたんですよね。まさに息継ぎ感覚でTwitterをやっちゃってます。現代病です。
(注:これは現代人を揶揄する詩ではありません!)
それで、記事にしてなかっただけで、Twitterの方には結構詩を投稿してきました。そんなわけで今日は、そんな詩たちをここにまとめようと思います。
んで、何となく思ったんですが、あんまりポンポン記事を連投すると後からちょっと読みにくい、みたいなコメントを読者の方から頂いたりなんかしちゃいまして(へへっ、ついにおらも人気詩人の仲間入りだぜぇ!)、これからは何日分か溜まってからまとめて投稿する感じにしよっかな~~、なんて思ったりもしています。ワサビ!!
- 7月17日の詩
燃え尽きる最後のきらめきで、
消えゆく自分が悲しくて、
ただ精一杯照らすような愛だ。
そんな不純な愛ならば、ただ深く愛しなさいと貴方はきっと言うでしょう!
ゆえに私はそうしたのです。
けれども、惜しみなく愛するのは神だけです。
(コメント)
これは、自分の人生を語った詩です。深く愛しました。
けれども、分け隔てなく、惜しみなく愛することができるのは神様だけです。
- 7月18日の詩
昨日も今日も 明日も明後日も祈るだけ 僕には祈りができるから
- 7月19日の詩
並び疲れた高層ビルが、
足を崩して君を待つ、
肩に雪を積もらせて、
君の笑顔を見るために
(これは、不明の理由で人の居なくなった都市のビルが崩壊し、寂しく雪のようなものが降り積もるなか、もうずっと来なくなった晴れの日を待つ、詠み人知らずの詩、という設定。笑顔を待つのはビルでなく彼だ!)
- 7月20日の詩
絶対非現実(3.14)
直線は無限だ。
いっぽう円は有限である。
この2つを結びつける極限の痛みは
円周率の神秘性を生み出した。
円周率が厳密に3.14と割り切れる宇宙には、
ブラックホールの代わりに、
永久機関が暴走してできたホワイトホールが存在する。
だが宇宙膨張のほうが早いため、
破滅を免れている
(コメント)
まあこれは円周率が割り切れるっていう煎じのやつです。円周率が割り切れないこと、また詳しく意味は知らないですがその無理性・超越性などといった性質は、この宇宙の基本構造について重大な事実を雄弁に語っているように思えてなりません(これは、理系に無責任な自称詩人の、個人的な見解です!)。円と直線はそれぞれ有限と無限であると勝手に決めつけました。そして、円周率の無限性を、その二つをつなぎ合わせる無茶苦茶の結果であると解釈しました。
もし円周率が割り切れるなら、従って、無限と有限に境界が存在しないことを意味します。応用上大切なのは、永久機関が作れること。その宇宙には密度無限大のブラックホールは存在しません。無限は有限だからです。一方で、湧き出しが無限大のホワイトホールは存在します。永久機関が暴走するからです。しかし宇宙は常に膨張していて、各地域はあまりにも孤独ですから、破滅の定めすらもが絶海に隔たれてしまうのです。
- 7月21日の詩
心配すんな。僕らいつでも百点満点の人生さ。
君はくすっと笑ってそうかしら?とこぼしたら、
ゴッと強い風が吹いて、
僕はちょっとびっくりしてさ、
君なんて全部ほんとは幻で土砂降りのなか、
名前も知らない君と晴天の幻の夏。
- 7月23日の詩
本能がこれは偽物だと理解するから、
私達は満たされない。
問いは本能だ。
理性はそれに従属する。
また安酒を注ぐ。
ゆえに、理性は罪だ。
本能と罪を知らなければならない。
また愛さなければならない。
そして、求めなければならない。
私達はあくまでも、求めなければならない。
- 7月24日の詩
心に染め抜かれた君の名前
海ほどに透明でも
青く満ちるこの星みたいにはなれない
- 7月24日の詩2
雪離れ。
永年草は夢慣れる。
夕暮れ前の夜の予感。
涙の前の体感覚。
さよならの前の目線の先に、
鳥の飛び立つ雪離れ。
- 7月28日の詩
人は儚いが、魂は不滅だ。
我々は長い時をかけて世界に表出した有機物の結晶みたいなものであって、
春を待つ雪のように淡く儚いけれども、
健気であり、
時に人はその姿形の有様を惜しみなく讃えもするだろう。
そんな私達は皆、元は夜空の星だった。
宇宙をさまよう星々の小さなあくびは祈りだ。
- 7月30日の詩
目を閉じたこの深緑は幼い日からずっと同じ小さな救い
思い出と嘘
真実と妄想はぜんぜん混ざり合って一人
みんなは思い通りの言葉を口にする
星のない巨大な夜空
または息の止まらないただ優しいだけの深夜の海洋にそれでも
許さない
そんな言葉が永遠にこだまして離れない
- 8月8日の詩
夕方4時に色のない
市松模様に降り積もる
幾何学講義の秋の暮れ
ひとけないまま先生と
授業はずっと進んでいった
人の理解を拒むため
野の紅のベールは舞って
先生と僕は
深くため息をつきました
小さなむしの駆け抜ける
後をずっと追いかけて
もう寒い 冬の日へ
- 8月9日の詩
メンタルがクソ終わってしまったとき、
泊まりででっかい風呂へ行く。
できれば人が少ないのがいい。
何者か知れない中年の一人だけ先客が居るくらいがいい。
「いいお湯ですね。」
唐突に話しかけて、
はいそうですねと返してくれたら嬉しい。
翌朝のバイキングで簡単に挨拶を済ませ、別れる。
- 8月9日の詩2
眠ったら、
風になってここを消えてしまいたい。
換気扇をぐるぐる巡って外へ。
開放的だろうなあ、
風になって吹いてしまえれば、
この町もこの季節も、
この世界全部、
風の吹かないところはないんだから。
- 8月11日の詩
生と死と青春とその詩
(踏まれすぎた韻にあるのは呪いなんだと君は言う)
あの日写真に収めた街で暮らしているよ僕ひとり
- 8月15日の詩
今日はなんにもしなかった。部屋の真ん中に寝転がって、力を抜いて、なんにもせずただ生きてるだけ。 それでも、両手のひらは重力に逆らい、何かを優しく包むように、自然に半分ほど握られていた。これは存在そのものの歪さなのかな。生きるだけで侵してしまう重力の法則よ。
さて、おしまいまで読んでくれてありがとうございます。僕は本当に詩を書くのが大好きで、こういうものを書きました。実は同じくらいコメントを書くのも好きで、とにかく語りまくりたい気持ちがたくさんあります。
今後はそういうこともしていきたいですが、すっかり真夜中になってしまったので、美と健康を気遣ってそろそろ寝ようと思います。ウフっ!
あ! それから、わたくしいすきですはTwitterもやっております。なんとこちらのTwitter、フォロワーさんが100人を超える大人気ぶり! 1クラス35人くらいの小学校の3クラスぶんに相当する人たち全員が、僕の詩をフォロー! これはもうやるっきゃないね、Twitter!!
ありがとうございました。